ドンドン気温が上がって夏本番!が目前になりましたね。
今回、そんなシーズンから騒ぎ出すお家の害虫に対する対策を調べたものをまとめましたのでご紹介します。
お家に出没!困る害虫との闘い!
梅雨空け前からチラホラ顔を出し始める害虫。
特に気を付けなくてはいけない虫もいます。
地域やお家の環境によっては駆除が難しい場合もあります。
今回、害虫の紹介に写真は敢えて使いません。見ても気分が悪くなってしまうだけなので。
この時期あたりから出始める&活発になる主な害虫
・ゴキブリ
・蚊
・ダニ類
・ノミ
・ナメクジ
・ムカデ
・蜂類
この虫たちは人体に影響を与えるものや庭の作物などに影響を与えます。特にゴキブリとナメクジ以外の虫は小さいお子さんがいる家庭だと脅威に感じます。
管理人の家庭にもまだ小さい子供がいるのでこれらの虫は何としてでも駆除をしたい虫になります。
害虫に有効なものは何?
害虫を避けるために家の中に籠る!というのも手ではあると思いますが、ずぅっと籠っているわけにはいかないですし、家の中にいてもこれらの害虫は出てきます。
では、家の中で害虫と出会ってしまったらどうすれば良いのか、そして、より出会わなくするにはどうすれば良いのか、その方法をご紹介していきます。
・ゴキブリ
ゴキブリの羽には体を保護するために油のようなものでコーティングしています。それを落としてやるとゴキブリは活動できなくなってしまいます。
その方法として、スプレーボトルに水を入れ、食器洗剤を混ぜればOKです。確実にやっつける為には洗剤の濃度を少し濃いめにしておくと良いです。
それをゴキブリに噴射すると、羽の油分が分解され、活動を停止します。
また、日中に出かける際にバルサンなどである程度駆除した後に、ハーブの『グローブ』をお茶パックにパンパンに入れて、部屋の至る所に転がしておけば、ゴキブリたちは出てきません。
万が一、子供が触ってもハーブなのでアレルギーがない限り、人体への影響はありません。
出典:https://kireinasekai.net/kuro-bu-kounoufukusayou/
・蚊
蚊は完全駆除が難しいと思います。
というのも、ちょっとした水辺があれば繁殖し成長してしまうので、ガーデニングをしていたり、排水する溝がある以上はどこにでも生息しています。
なので、蚊に対しての対策は虫よけをする以外ありません。
薬局などで販売されている、消毒用アルコールをガーゼなどに染み込ませ、足の裏を拭きます。足の指と指の間も綺麗に拭いてください。それだけでも効果を発揮します。
庭でガーデニングをされている方は、『セージ』というハーブ苗を何本か植えてください。
蚊はこのセージの臭いが苦手です。
このセージは乾燥したものでも効果があるので、乾燥セージを小さくしたものを布袋に入れ、携帯するだけでも虫よけとして効果があり、キャンプやバーベキューの時も近くで燃やすだけでも蚊取り線香代わりになります。
出典:http://kaorimaniya.com/?pid=19825224
・ダニ類
ダニ類は種類が色々ありますが、気を付けるダニはアレルギーなども引き起こす畳や寝具、布物に寄生するダニと粉ダニです。
近年、粉ダニよる被害が数件ニュースになったり、最悪、命を落とすなどで注意が呼びかけられています。
粉ダニの対策としては粉物は開封した時点で保存方法は冷蔵になる!です。
管理人としては開封日を袋の見やすい所に記入し、出来るだけ早めに、長くても保存は3ヶ月までにしています。そして、密閉できる容器に入れておく。これだけでも全然違います。
布や寝具にいるダニは熱に弱いので、高温にすることで駆除できます。
寝具でベッドの厚みのあるマットレスは布団乾燥機などのダニ駆除コースを使い、ベッドでも布団派の方は黒のごみポリ袋に入れて、日の当たるところに1時間ほど置いとくと駆除できます。
ただ単に布団を干すだけではダニは涼しい裏側に逃げてしまい駆除できないので、全体に熱を加えることが大切です。
畳はダニ用のバルサンや畳に針を差し込み薬液を噴霧するスプレーを使うしかありません。
後は業者頼みです。
・ムカデ
ムカデは噛まれると物凄く痛みがあり、人によってはムカデの毒で噛まれたところがパンパンに腫れてしまう事もあります。
ムカデは湿度の高い所を好み、ちょっとした隙間から家の中に侵入してきます。
家の中で見つけた場合は、殺虫スプレーを掛けて駆除か薬剤を使えない場合はトングなどで掴み熱湯を掛けて駆除します。
田舎では火で炙るというとこもありますが、ムカデが焦げる臭いで他のムカデが誘われて現れると言う事もあるので、火で炙るより熱湯を掛けることをオススメします。
後は侵入経路を塞ぐ。入って来そうな隙間などを塞ぐなどして対策します。
そして、万が一入られた時のために、部屋の至る所に樟脳を置いとくと良いです。
ムカデはあの独特な臭いのする樟脳を嫌います。衣類用の樟脳よりむき出しになっている樟脳が効果が高いので臭いが気になる方は、ティッシュで包んでおくと良いと思います。
出典:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/fujisawa_shono/
・ナメクジ
ナメクジは基本的には人体に無害ではあるが、ナメクジに寄生する広東住血線虫が人体に害があると言われているので、ナメクジを触らない、家の中を這っていたら綺麗に拭き取ると言われています。
後はガーデニングをしている場合、作物などが襲われるというものですね。
そんなナメクジの好物がビールなので、ナメクジが侵入してきそうな場所に置いておくと、その中に入って溺れてしまうので。
プラコップなどの容器にビールを半分ほど入れて、容器を土に半分ほど埋めます。
コンクリートや平らな地面に設置する場合は、ナメクジが容器に登りやすく工夫する必要があるので、レンガなどで容器を挟み、入り口に誘うようにします。
発泡酒などの第3のビールではなく生ビールを使用してください。発泡酒ではナメクジは駆除できません。
・蜂類
蜂類で一番困るのがオオスズメバチ。毒性が強いので刺されると腫れる以外にショック症状を起こして、最悪命を落とす危険性があります。
巣の駆除はお金が掛かるとは思いますが、業者や自治体に任せた方がいいと思います。
蜂単体だと簡単なトラップを作るだけでも効果を発揮します。
- ペットボトルのキャップ部分から5~6㎝程の所にキリなどで穴を空け、針金を通して輪っかにします。
- 上部に3㎝程の切り込みを四角く入れて中に押し込み入口を作ります。(2か所作る)
- 中に酒、酢、ぶどうジュースを混ぜ入れる。
- 蜂が寄ってくる場所に吊るす。
中の誘導剤は少なすぎても多すぎてもダメなので、容器の3分の1程度にしておくと良いです。
入口も大きすぎると逃げ出す可能性があるので、気を付けてください。
このトラップは蜂だけでなく、アブやハエなどにも効果があります。
・ノミ
ノミは小さいので家の中で見つけたら、掃除機を掛けてください。
それでも完全に駆除は出来ないので、燻煙剤などを焚いてください。
その時、注意しなければいけないのが、火災報知器にカバーをしっかり付けることです。
燻煙剤を焚いて出かけて戻ったら大事になっていた!ってことになり兼ねないので。
どうしても手に負えないときは?
専門の業者さんに相談してみてください。
害虫の種類によっては自治体の判断などが必要になる場合があります。
そういう場合は無理せず、個人で対策をしない方が無難です。
そして、上記以外の害虫、シロアリなどは個人で対策するのは難しかったりしますので、専門業者に問い合わせてください。
まとめ
ここで紹介した方法は有効かつ安全な方法ではありますが、ご家庭の環境、構造上難しい場合もあるので、疑問に思われることがある場合はより多くの情報を集めると良いかもしれません。
そして、自身で対策するとき、薬液などを使用する場合はしっかりと体を保護するなりの注意もお忘れなく。
ここで紹介した方法はまだまだ、対策の一部に過ぎませんが、皆さんのお役に立てれたらと思います。